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Claude APIのリクエストサイズ上限が32MBから128MBに拡大

Claude APIのリクエストサイズ上限が128MBに。従来の4倍で、PDFや画像を1回でより多く送れます。新しい上限が適用される範囲を確認します。

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この記事の内容
  1. Claude APIのリクエストサイズ上限128MBで何が変わる?
  2. 新しい上限はどこで適用される?
  3. Files APIでの工夫はもう不要?
  4. 注意すべき点は?
  5. FAQ

Anthropicは、Messages APIとToken Counting APIのリクエストサイズ上限を32MBから128MBに引き上げました。対象はAnthropicが直接運営するClaude APIで、Claude Release Notesの10月28日付のエントリーに掲載されています。

Claude APIのリクエストサイズ上限128MBで何が変わる?

実際には、1回のPOST /v1/messages呼び出しに、APIが413 request_too_largeエラーを返すまでにどれだけのデータを詰め込めるか、という話です。上限の対象はリクエスト全体で、テキスト、会話履歴、base64で送る画像やPDFがすべて含まれます。

ビジョンのドキュメントによると、画像1枚は最大10MB(base64エンコード後)、1回のAPIリクエストには最大600枚の画像を入れられます(コンテキストウィンドウが20万トークンのモデルでは100枚)。旧上限では、画像枚数の上限に近づくはるか前に、大きな画像数枚で32MBを使い切ってしまうことがありました。今は余裕が4倍になっています。

PDFも同様です。PDFサポートのページによると、1回のリクエストで扱えるのは最大600ページ(リクエストのコンテキストウィンドウが100万トークン未満の場合は100ページ)で、ページ数とサイズの両方の上限がリクエスト全体に適用されます。Claude for Legalが対象とするような長い契約書や図版入りのスキャンも、1回でまとめて送りやすくなりました。

新しい上限はどこで適用される?

Anthropicが運営するClaude API(いわゆる「ファーストパーティ」)だけです。APIの概要にある最新の表は次のとおりです。

エンドポイント 最大リクエストサイズ
Messages, Token Counting 128 MB
Message Batches API 256 MB
Files API 500 MB
Sessions, Agents, Environments 32 MB

ほかのプラットフォームでは上限が異なります。

  1. Amazon Bedrock:20MB。
  2. Claude Models on Google Cloud(Googleが管理):30MB。
  3. Claude Platform on AWS、Claude Models on Google Cloud(Anthropicが管理)、Microsoft Foundry:MessagesとToken Countingは引き続き32MBまで。

APIエラーの説明にある豆知識:Claude APIでは、413エラーはリクエストがAPIサーバーに届く前にCloudflareが返しています。

Files APIでの工夫はもう不要?

そうとは限りません。ドキュメントは引き続き、大きなPDFや多数の画像はFiles APIでアップロードし、file_idで参照するよう勧めています。Files APIではファイル1つあたり500MBまで、組織全体で1TBの容量があります。

上限が増えても変わらない制約もいくつかあります。

  1. リクエストに20枚を超える画像が含まれる場合、各画像にはより厳しいサイズ(縦横)制限がかかります。ドキュメントは、長辺を3000px以下に抑えるか、画像とドキュメントのブロックを20個までにとどめるよう勧めています。
  2. 情報量の多いPDFは、Files APIを使っても、ページ上限に達する前にコンテキストウィンドウを埋めてしまうことがあります。
  3. Claude Managed Agentsのエージェント(Sessions、Agents、Environments)は32MBのままです。

(リクエストサイズとコストは別物です。画像もPDFの各ページもトークンに変換されるので、Claude Codeのトークン使用量の計測のように、実際にどれだけ消費しているかを確認しておく価値があります。)

注意すべき点は?

1つ目はプラットフォームです。Bedrock、Google Cloud、FoundryでClaudeを使っているなら何も変わっておらず、Claude APIで動くコードがそちらでは413を受け取る可能性があります。

2つ目はトークンカウントです。128MBの上限はToken Counting APIにも適用されるので、大きなリクエストは送信前にトークン数を数えられます。

3つ目は詳細が不明な点です。Release Notesのエントリーは1文だけで、なぜ今上限が引き上げられたのか、パートナープラットフォームの上限も同様に変わるのかは書かれていません。

FAQ

Claude APIの最大リクエストサイズは?

Anthropicが運営するClaude APIでは、MessagesとToken Countingが128MB、Message Batchesが256MB、Files APIが500MBです。Sessions、Agents、Environmentsは32MBです。

Claude APIの413 request_too_largeエラーとは?

リクエストがそのエンドポイントのバイト数上限を超えたという意味です。画像を縮小する、ドキュメントを分割する、またはFiles APIでファイルをアップロードしてfile_idで参照する、といった方法で解決できます。

128MBの上限はAmazon Bedrockでも使える?

いいえ。ドキュメントによると、Bedrockの上限は20MB、Claude Platform on AWSはMessagesとToken Countingで32MBです。

1回のリクエストでClaudeに送れるPDFのページ数は?

最大600ページ、リクエストのコンテキストウィンドウが100万トークン未満の場合は最大100ページです。そのうえで、リクエスト全体がサイズ上限に収まる必要があります。

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